廃棄物処理
原子力施設では、核燃料物質や使用済み燃料を取り扱うため、使用・処理状況に応じて、種々なレベルの放射性廃棄物が発生します。
発生した廃棄物は、放射線レベルに応じて所定の収納容器に収納し、廃棄物処理施設や貯蔵施設に運搬し、保管しています。
放射性廃棄物の管理
廃棄物は、内容物を種類ごとに分類し、キャスクと呼ばれる収納容器などに収納し、在庫、保管管理をしています。また、廃棄物の放射線管理を行うために、放射線量の測定や汚染検査作業なども行っています。
放射性廃棄物の運搬
廃棄物を廃棄物処理施設や貯蔵施設に運搬するために、詳細な運搬計画を立て、キャスク等の受入れや払出し作業を行っています。
除染作業
廃棄物をセルやグローブボックスからキャスクに搬出し収納する作業では、接続設備の点検と除染を行っています。また、返却されたキャスク等の収納容器も、使用前に除染と点検を行っています。
- 主な業務実績
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- 放射性廃棄物の管理業務
- 炉心構成要素および廃棄物管理業務
- 放射性固体廃棄物の処理業務
- 技術サービス
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管理
- 廃棄物キャスクへの収納
- 廃棄物の保管、在庫管理
- 廃棄物の放射線管理
運搬
- 廃棄物の輸送計画
- 廃棄物キャスクの払出し
- 返却キャスクの受入れ
除染
- 返却キャスクの点検、除染
- 持続設備等の点検、除染