現在の仕事
私は、東海事業所 技術部 放射線管理課に配属され、日本原子力研究開発機構殿 核燃料サイクル工学研究所 放射線管理部で核燃料物質使用施設等の放射線管理業務を行っています。放射線管理の仕事は、全て様々な規定・規則に定める管理の基準や頻度等を厳格に順守して各施設内の放射線状況の測定や放射線モニタの監視、放射線測定機器の点検・管理等を行っています。また、作業者からの依頼に応じた施設外への物品搬出や作業者の退出時の放射線測定検査等の対応も行っています。これらの測定・監視の仕事を通して、施設内で核燃料物質等を取扱う作業者の安全確保に係る管理業務を行っています。
仕事のやりがい・魅力
仕事は日々計画的に指示書にリストアップされており、施設毎にチームに分かれて行っています。施設内では先輩と必ず2人以上で、仕事内容は作業手順に明文化されているので見通しを持って作業を行うことができます。また、初めて行う作業であっても、わからないことはその場で気軽に相談できるため、安心して作業を進めることができます。そして放射線管理の仕事は施設全体の安全に関わるとても大切な仕事であり、やりがいのある仕事と感じています。一方、様々な作業者の方と接する機会が多く、常に他人に自分の仕事が見られていると言う、良い意味での緊張感と丁寧な作業で臨む意識が必要であり、求められていると感じています。将来、施設の方々から私の仕事振りを見て、任せたいと思っていただけた時に大きなやりがいを感じるのではないかと思っています。
就活をしているみなさまへ
私自身の就活は、修士1年の夏ごろから個別の会社説明会や合同企業説明会に参加し、3月頃から様々な会社の選考に応募し、最終的な内定を得ることができたのは修士2年の2月頃でした。特に、修士2年の1年間は研究活動も大詰めを迎えている時期であり、研究活動と就職活動を両立することが非常に大変でした。さまざまな企業の選考に応募するもなかなか良い結果に結びつかず、気を保つことが難しい期間が長く続きました。それでも大学のキャリアセンターに相談したりしながら諦めなかった結果、現在はとても良い環境の職場で仕事をすることができています。なかなか内定を得られないことに焦らず、自分に合う環境、自分を見てくれる会社をじっくり見極めてマイペースで就職活動を頑張ってください。心から応援しています。